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日経産業新聞の一面に掲載されました。

2004.12.22

 

(日経産業新聞/2004年12月21日発行より抜粋)

 

茶生産履歴 ネットで開示

つぼ市製茶 新サービス

 

日本茶製造販売のつぼ市製茶本舗(大阪府高石市、谷本陽蔵社長) は来年一月、煎(せん)茶など商品の生産履歴を同社のホームページで開示するサービスを始める。

原料として使った複数の茶葉の生産者の住所、品種などが見られる。

お茶は通常、多くの生産屋の茶葉をブレンドして作る。

使用した全茶葉の生産履歴を開示するのは珍しい。

一月十三日に全国のスーパー向けに販売する「鹿児島煎茶」 (百グラム入り、三百九十八円)でまず導入する。

商品に記載してある同社のホームページ(http://www.tsuboichi.co/jp) に原料に使った三百弱の各茶葉について品種、生産者の住所、入札日、入札番号、加工量を記載する。

将来は使用農薬などの情報開示も検討する。

同商品はまず六万本を出荷。

消費者は商品に記載してある賞味期限で、自分が購入した商品の履歴がどれかわかる仕組み。

二月には第二弾の商品を発売する。

同社はお茶を年間約千トン出荷するが、このうち「鹿児島」 など産地を指定している商品は三-四%で十数品種ある。

「来年中には産地指定の全商品でトレーサビリティー(生産履歴の追跡)を導入する」(谷本順一専務) としている。

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