つぼ市がお客様のそばにあることで、ふれあいを生み、絆を深めたい。 私たちは、お茶事業の持続的成長はもちろん、170年以上続くお茶づくりで培った、知識や技術を応用した新たな可能性にも挑みます。
日常のあらゆるシーンで人と人とをつなぐ架け橋として、ほんもののお茶づくりで、 お客様に安らぎ、和、感動を提供します。
幕末の嘉永三年(1850年)、堺に創業したつぼ市。170年以上にわたり、「お茶は人と人を繋ぐ」という信念のもと、「暮らしのお茶」として良質で新鮮、安心、安全でお求めやすいお茶を提供しています。また、お茶は健康に寄与するという考えから、深むし茶や 烏龍茶などをいち早く独自に研究し、堺のみでなく全国のお客様に支持いただいております。
歴史
つぼ市は、時代時代に合う形で現在まで170年以上お茶の製造販売を続けております。
嘉永3年(1850年)谷本市兵衛が泉州堺に茶問屋を創業したのが、つぼ市の始まりです。神戸港開港(1868年)時には、出張所を設けるほどに事業を拡大し、明治初期には神戸港や横浜港から茶を輸出。また、この頃、遠州地方に茶畑を開墾したと伝えられています。渋沢栄一翁がお茶の生産と販売に寄与した頃と重なります。
高度経済成長期、茶の消費量が爆発的に伸び、国内のお茶の生産量では賄いきれなくなった時、四代目当主の谷本陽蔵がいち早く台湾茶の輸入を始めました。このことは日本の烏龍茶ブームの先駆けとなりました。
世界水準の
食品安全規格
つぼ市では、世界中のお客様に安心してお茶を楽しんで頂けるように、世界水準の安心安全なお茶づくりと国際認証取得に努めております。
平成18年(2006年)第二工場が完成し、今後は食の安全安心の重要性が増すことを見越して、平成21年(2009年)ISO9001認証を取得しました。
FSSC22000
令和5年(2023年)2月には、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格“FSSC22000”を取得。(認証範囲:第二工場)
これからもつぼ市は、安心・安全のお茶づくりでお客様に安らぎ、和、健康、感動を提供し続け、永続企業を目指します。
FSSC 22000 (Food Safety System Certification 22000)は、ISO 22000を追加要求事項で補強した食品安全マネジメントシステムに関する国際規格です。 GFSI(Global Food Safety Initiative)によって、ベンチマーク規格の一つとして承認されています。 https://www.fssc.com/
ハラール認証
イスラム教の戒律に則って調理・製造された製品やサービスであることを示す認証制度です。令和6年(2024年)8月に14商品の認証を取得しました。今後も認証取得商品を増やしていきます。
参考ページ:
日本イスラム文化センター
有機JAS認証(加工・小分け)
農林水産大臣が定める有機食品の国家規格で、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らない自然界の力で生産された食品に関する生産方法に関する規格。「生産工程管理者(加工・小分け)」で認証を取得しました。
有機JASマークは、太陽と雲と植物をイメージしたマークです。農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料、畜産物及び藻類に付けられています。
参考ページ:
農林水産省 有機食品の検査認証制度
日本茶の
エキスパート集団
茶審査技術の段位取得者
令和6年(2024年)9月の全国茶審査技術競技大会にて、当社では新たに2名が有段者となり、茶審査技術の段位取得者は7名が在籍となりました。
お茶の効果・効能等の専門知識や官能技術などお茶開発には多くの技術が必要になり、お客様においしいお茶をお届けするためにつぼ市では社内の資格取得を推奨・支援しています。また、仕入においては有段者が直接産地に赴いて買い付けをおこなっています。
参考ページ:全国茶審査技術競技大会
日本茶インストラクターは14名が在籍
自社で展開する日本茶カフェ「茶寮つぼ市製茶本舗」や、地域の自治体などでお茶の美味しい淹れ方教室やお茶の鑑定講座などを開催し、お茶の魅力を発信するためにつぼ市では社内の資格取得を推奨・支援しています。また、お取引先やお客様など広い視野で社会の健康と文化及び教育の向上に寄与していきたいと考えています。
参考ページ:日本茶インストラクター協会