2014年2月4日(火)の午前中、茶寮 つぼ市製茶本舗に内閣府副大臣 西村康稔様、
他3名の方がお越しになられました。
来店の目的は「地域資源を活かした町おこし、町づくりの視察」とのこと。
築数百年の町家をリノベーションしてカフェ兼店舗として開業したつぼ市の茶寮は、
古い町並みの美観を守りながら新たなビジネスに挑戦した一つの例として取り上げられたようです。
茶寮をご案内した後、西村副大臣と弊社社長で「地域に根付いた文化や資源を強みとして
活かしながら 持続可能なビジネスモデルを作っていく」ことについて、
忌憚の無い意見を交わす機会を得ました。
「民間の立場として何が出来るのか?国はどのような支援ができるのか?」
これまでの「まず補助金ありき」の支援では、充分な効果が得られないのではないか?
それよりも、地域との共生をベースにしたビジネスモデルを作ろうと努力した結果、
成果が認められた企業に対して何らかの「補助」や「支援」を与えるという仕組みを
作っていただいた方が 企業のモチベーションを高めるのではないかという弊社社長の提案に、
西村副大臣も共感を示してくださいました。
最後に3月に行われる「堺七まち町家会」の「堺七まち ひな飾りめぐり」の話をしたところ、
後日、秘書官の方を通じて今後のまちづくりイベントに利用してはどうかと、
中小企業庁の「まちづくり補助金/にぎわい補助金」をご紹介いただきました。
国の行政の中でも地域の文化を守りながら生きて行こうとしている企業に対して注目し、
評価してくださっている方がおられることを知り、今後、なお一層、茶寮を成功事例にすべく精進していく決意を新たにしました。